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キング・プレジャーのパーカーズムード [お気楽ジャズ研究会]

「バードは生きている」を読んでいます。今まで知らなかった事が多すぎて、内容を整理しながらゆっくり読み進めています。こうして文章にすると色々考えがまとまっていいもんですね。

物語は終盤を迎えて、1950年代はチャーリー・パーカーも絶頂期を経験し、出演料は高騰して、いわばメジャー帰りのプロ野球選手の引退間際の様な状況になっていきます。
「25章 キング・プレジャー」ではキング・プレジャーと言うシンガーがバードの曲、「パーカーズムード」に、それもアドリブにまで歌詞を付けてレコードにしてヒットさせます。

https://music.apple.com/jp/album/parkers-mood/1436117359?i=1436117566

例によってAppleMusicで聴くことが出来ます。すごい時代になったもんです。

聴き込むほどにキング・プレジャーの器用さに妙に感心してしまい、こうして文章入力の手は止まります。

本文にはバードはこの曲を毛嫌いしていたと言う記述があります。そりゃそうかもね。自分の中から湧き出たアドリブに誰かが歌詞を付けて歌いヒットさせてしまう。その歌詞がまた自分の触れて欲しくない所に触れてくる。触れて欲しくない所とはまあ結局のところ「カンザスシティ」だったのかも知れません。実際のところは分かりませんが。

チャーリー・パーカーとビバップを研究する以上、カンザスシティと言う不思議な都市を語らずに済ますわけには行かないと思います。カンザスシティの不思議な魅力にバードは育まれて育ち、でもそのために苦労する事になりました。その辺りは別の機会にお伝えしたいと思います。

今日もジャズ研究は少しづつ進みました。「パーカーズムード」「キング・プレジャー」
パーカーズムードは実際にちょっと弾いてみたいです。おっと忘れてた。僕はギタリストだったんだ。

2021年10月27日
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